心の学び

Saitama Rock Festival ‘SAI’

音楽フェスに行ってきた

私の青春は音楽と共にありました。

音楽にハマったきっかけは、高一の文化祭の視聴覚室で聴いた、ACIDMANのコピーバンドの演奏でした。

”なんて、情緒があって、良いメロディなんだろう”

興味を持ち、音楽に詳しい友達にバンド名を教えてもらい、そこからロックというものを聴き始めました。

それだけに留まらず、コピーバンド(ベース担当)を友達と結成して、高三の文化祭で演奏もしました。

大学時代も、毎年、年末は友達と音楽フェスに行き、ACIDMANのライブツアーは欠かさず行ってました。

社会人になってからは、中々ライブにもフェスにも行けませんでした。

しかし、ACIDMANの結成25周年というタイミングと、心の学びをする中で、自分を癒す、ということの大切さを学び、思い切ってSAIフェスに行くことにしました。

とんでもないラインナップにテンション爆上がり

第一弾発表時に、チケットを購入しましたが、これが功を奏しました。

それ以降のラインナップの追加発表で、とんでもないバンドが次々と出演することが判明し、入手困難なチケットに様変わりしました。

(皆んなが知ってるところで言えばミスチルとかELLEGARDEN(知らないか))

あまり詳しくは無いけど、昔聴いてた懐かしいバンド。

一発目で音楽を聴いただけで、涙が出てきます。

その後もBRAHMANで音楽とパフォーマンスも去る事ながら、Toshi-LowさんのMCに心を打たれた。

幕が上がるということは終わりが来るということだ。一度きりの意味を。次はお前が問う番だ。

いつもいつも、過去でも未来でも無く、今を真剣に生きるToshi-Lowさんだからこその言葉。

久しぶりにライブで聴けて、本当に良かった。

でも、やっぱり1番感動したのはACIDMANだった。

World symphony で始まった事もヤバかったけど、何を聴いても涙腺が崩壊した。

初めてライブで聴く曲もあったけど、それでも泣いた。

やっぱりACIDMANはライブバンドなんだなって、改めて思った。

ライブで聴くと本当に別物のように良さが出る。

そして、多分自分はACIDMANの音楽に惹かれる特別な何かがあるんだと思う。

輪廻転生の事を描いた「廻る、巡る、その核へ」も本当に素晴らしかった。

(お願いなので、私を信じて1回だけ観て欲しい。)

大木さんはいつも宇宙や世界の話をしてくれてたけど、心の学びをした今の自分が聞くと、また違って聞こえた。

訳もわからず聴いてた大木さんのMCも、本当に奥が深くて、だから自分はACIDMANに惹かれたんだなって思った。

魂が震えた

私が本当に心から共鳴するものがあった、ということに気がつきました。

本当に尊い。世界を本気で変えようとしていて、そして、訴えかけている。

いつか大木さんの友達になりたい、と思っていた昔の自分を思い出した。

私はこれからだ。

愛に包まれた空間だった。

そんな素晴らしい空間の中で1点だけ少し寂しかったことがあった。

それは、モッシュやダイブが無かったこと。

コロナによって、ライブ活動に制限がかかり、観客も表現したい感情を爆発させることが出来なくなった。

それは、マスク着用であれば声出しがOK、という今の状況においても、声出しを躊躇している人が多くいるように見えた。

私が好きだったモッシュやダイブなんて以ての外だ。

アーティストも観客も、みんな苦しかったこの3年間なんだったのだと思う。

私はコロナ前にライブから遠のいていたので、コロナの状況は正直分からない。

でも、こんな愛の溢れる空間を、残すために頑張ってきたアーティストと、それを支えるファン、

この両者の絆で築き上げられた空間に、

私はただ、立たせて頂いただけなのだ、ということを身をもって感じた。

本当に、これまで様々な形でアーティストやライブハウスやイベントを支えてくださってた方々に感謝しかない。

まさに愛に包まれた空間だった。

アーティストもファンも歳をとる

最後に、、、

ACIDMANの結成25周年、という記念イベントだったわけですが、

アーティストもさることながら、ファンも歳を取ったな、とwww

「俺たちライブキッズ!!」

なんて思いながらライブに参戦してたけど、もはやオジサンキッズ。

心は若いけど、身体がついていなかない。

セットチェンジの合間に座る人が、昔に比べて多い気がした。

自分も座りたくてしょうがなかったwww

でも、それだけ自分の身体の声に正直になれるようになってきたってことかな。

赤ちゃんの鳴き声も聞こえた。

少ないけど大学生っぽい人もいた。

本当に嬉しいね。

ACIDMANや出演したアーティスト、そのすべてのファンに感謝。

ありがとうございました。

 

 

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